COUNTRY行きたい国から探す

マルタ共和国はマルタ島、ゴゾ島、コシノ島の三島からなる国です。淡路島の約半分の面積で、シチリアへの日帰りツアーが出ているほどイタリアに近い国です。マルタの首都バレッタは、都市自体が世界遺産であり、巨石神殿群とハル・サフリエニ地下墳墓も世界遺産として登録されています。街にはカラフルに彩られた窓の建物が多く、ヨーロッパの雰囲気が楽しめるうえ、地中海の美しい海は絶景で、コミノ島のブルーラグーンは世界最高レベルの透明度を誇ると言われています。

1964年に英国から独立したマルタ共和国は、英語を公用語としているＥＵ加盟国であるため、多くのヨーロッパ人がマルタに英語を学びに訪れています。しかしヨーロッパ諸国からだけでなく、トルコやカザフスタンなどからの留学生も多く、留学生はとても国際色豊かで、比較的アジア人の割合は少な目だと言えます。

マルタにはシエスタ制度があるため、13時-14時頃までほとんどの店のシャッターが閉まり、町が静かな昼寝につきます。この時間を利用して、眺めの良い公園で友人とおしゃべりや海辺でゆっくり読書をしたり、贅沢で有意義な時間を満喫することもできます。

マルタ島の公共交通機関はバスで、バレッタを基点として運行されていますが、市街での交通は制限されているため完全歩行者天国となっている通りもあります。また、2006年からパーク＆ライドが導入されるなど、交通整備・環境配慮に力が注がれていて、ヨーロッパのリゾート地としても有名です。物価も他のヨーロッパ諸国に比べると安く、さらに街はコンパクトで生活に必要なものはすべて徒歩圏内で手に入るため生活するにも便利です。