1.大学付属語学研修機関
2.私立英語学校
アイルランドでは政府の諮問機関であるACELSが語学学校の授業内容や設備、宿泊施設などを審査して基準を満たした学校のみに政府許可を与えています。政府官公庁と協力して語学研修を推進しているMEI/RELSAという組織もあります。
アイルランドの大学はすべてが国立で自国学生優先のため、大学付属英語研修機関では大学入学の英語力を養うアカデミック英語や、一般英語やビジネス英語など専門コースを中心に運営しています。学期も大学の時期にあわせているので10週以上です。もちろん大学の施設を利用することは可能です。滞在先はレジデンスと呼ばれる大学寮があいていれば入寮可能です。
私立英語学校は小規模から大規模までさまざまなサイズの学校があります。一般英語やケンブリッジ検定など試験対策のコースに加え、スポーツやアートを組み込んだコースなど多様化している。期間は1週間からスタートできます。滞在はホームスティが中心となります。かつては大学への進学が難しかったことから、私立の英語学校への1~4週間の短期留学が多かったが、現在は大学付属の英語学校に長期留学することも可能になりました。
留学生は地域柄ヨーロッパからの留学生が多いです。ケルト文明と呼ばれる独特の文化をもっていることが人気の一つです。日本人などアジア人留学生の数は多くはないです。公用語はアイルランド語(ゲール語)ですが、日常的に人々は英語を使っています。