【モントリオール】
マギル大学のあるモントリオール市は、ケベック州では最大の都市で、カナダではオンタリオ州トロントに次いで第二の規模を誇ります。セントローレンス川沿いに位置しており、オンタリオ州との州境のほかアメリカ合衆国との国境にも近接しています。人口は約170万人で、その半分がフランス語を母語とするフランス語圏ですが、世界各地からの移民も多く、多民族都市としても有名です。
石畳の歩道や石造りの住宅街、数多くの教会など、街中にはフランスの雰囲気があふれていることから、観光客には「北米のパリ」とも称されますが、その一方で近年では英国系移民も多く、ヴィクトリア朝の建物といった英国文化の名残りも至るところに見られます。