大学在学中に海外研修に挑戦する
文部科学省と厚生労働省による発表では、2024年春に卒業した大学生の4月1日時点の就職率が98.1%だったという発表からも、大学卒業後はほとんどの方が社会に出て仕事に就くことになります。つまり、大学=将来のことを考える、タイミングとなります。その中で異文化に身を置くことは非常に有意義な時間であるとACEJでは考えています。
短期間であっても異文化に触れることで、日本と海外との違い、コミュニケーションの取り方、異文化への理解など、言葉では表せないような様々な経験を積むことができます。
今まで海外に行ったことがないという方も、ぜひ、大学在学中に海外研修に挑戦してみてください。
大学在学中に海外研修に挑戦するメリット
- 語学学校は10代後半~20代半ばの年齢層が多いため、同世代の留学生との交流が楽しめる
- 短期語学研修の場合、大学の長期休みを利用すれば複数回挑戦できる
- 海外研修で得た経験を大学卒業後の進路や就職活動に活かすことができる
- 海外研修で失敗したことがあってもリカバリーできるチャンスと時間が豊富にある
よくある質問
Q. 3、4週間だけの海外研修でも意味はあるの?
A. もちろんあります!ACEJ参加者のほとんどは3~4週間の短期語学研修プログラムに参加しています。もちろん英語力の向上に関しては個人差があり、また飛躍的に伸びる、とは言えないかもしれませんが、英語を使ってコミュニケーションが取れる面白さ、大変さ、テレビやSNSでは知らなかった異文化の魅力、日本の良さ、などさまざまな気づきがあります。
そして何より、いままでは全く異なる環境に身を置く(コンフォートゾーンからの脱却)ことが何よりも代えがたい経験です。言葉からして違うため、渡航直後はストレスもあるでしょう。うまく伝えられず落ち込むこともあるかもしれません。しかし、海外に着いたらあとは行動あるのみ、動くしかありません。試行錯誤する中で、自分でも気づかなかった自分の新たな一面、自立力、忍耐力、精神力など内面的な成長につながります。
困ったときにはもちろんACEJカウンセラーが留学中もサポートをしますので、初めての海外という方でもぜひ、思い切って挑戦してください。
Q. 社会人になってからの語学研修では遅いの?
A. 社会人になってからも海外研修や大学院進学など海外留学に挑戦する方は大勢います。企業によっては海外研修制度を設け、社員の海外教育に力を入れています。しかし、企業に勤める場合、海外に行くような長期のお休みを確保するのは簡単ではありません。また、先述のような海外研修制度は誰でも参加できるわけではなく、必要条件を満たしたり、また場合によっては社内選考もあるでしょう。また、遅くなればなるほど、「また今度にしよう」と後回しになりがちな傾向も多く見られます。
一方、大学生時代は、もちろん授業や課外活動で忙しい毎日ではあるものの、春休みや夏休みなど比較的長期休みが確保しやすく、また、同世代の刺激を受けながら、様々なことに挑戦しやすい時期です。例えば、ACEJ厳選!春休み・夏休み語学研修プログラムでは、英語力などの出願基準はなく、また参加するにあたって選考もありませんので、多くの選択肢の中から自分の希望に合うプログラムを見つけることができる、という特徴があります。
また、異文化に触れることで、自分のあらたな一面を発見し、いままで考えてもいなかった業種、職業に興味を持ち、大きく進路変更を変えたという方もいます。
上記のことからも、大学時代に、海外に挑戦することをACEJでは強くおすすめしています。
Q. 語学留学は就職に役立ちますか。
グローバル化が進む今日、採用選考基準として語学力を重視する企業は増えています。実際採用面接で英語力や海外経験について聞かれたり、応募資格にTOEICの点数が設定されていたりと語学力を最低条件としている企業も少なくありません。留学によって語学力が磨かれることはもちろん、国際感覚に長けている、またビジネスイングリッシュの勉強やインターンシップを経験することは、就職活動において大きなアピールになることでしょう。
いつ留学するのがベストか知りたい
参加時期の学年別割合
短期語学研修プログラムの場合(3~4週間の海外語学研修)
春休み短期語学研修プログラムでは、1年生の割合が増えてくる傾向です。一方で3,4年生の参加割合は減る時期となり、これは4年生においては卒業直前であること、3年生においては志望業界や企業によっては就職活動がスタートしてくることが考えられます。
夏休み、春休みどちらにおいても、比較的学年数の低い1年生、2年生の参加が多いのが短期語学研修プログラムの特徴です。なお、参加者のうち大半は3~4週間と1か月前後の留学期間ですが、ACEJ厳選!語学研修プログラムではご希望に合わせて5週間以上の参加も可能です。
※データソース:2024年ACEJ厳選!春休み・夏休み語学研修プログラムより
長期留学プログラムの場合(半年~1学年間の長期留学)
長期留学の場合は一転して、2年次、3年次の参加が多くなります。参加者によりますが、2年次で留学することで、帰国後に控えている就職活動に留学経験を活かしたいという方が多く、そのためにも1年次後半から長期留学を考え、準備をスタートすることをおすすめします。
※データソース:2023年語学力重点プログラム(FLAP)より
認定留学と休学留学について
ACEJ長期語学留学には、民間の語学学校に留学するプログラムと世界名門大学のキャンパスで語学を学ぶプログラム(FLAP)がありますが、FLAPの場合は日本の在籍大学によっては単位認定の対象となり、認定留学として認められる場合があります。
認定留学として認められると、休学する必要がないため、留学期間も含めて4年間での大学を卒業することが可能になります。
また、ACEJの姉妹団体であるJSAFでは、海外の大学生と同じ学部授業を履修する学部留学プログラムをご案内しています。学部留学の場合は、IELTSなどの英語力だけでなく、在籍大学の成績(GPA)などの出願基準を満たす必要があります。こちらのプログラムをご希望の場合はJSAFウェブサイトをご覧ください。
認定留学と休学留学の違い
一方で休学留学の場合は、文字通り大学を休んでいくため、4年間での卒業は難しくなりますが、留学先や留学時期、参加プログラムなど、自分の希望にあわせて自由にきめることができるという特徴があります。
長期語学留学のメリット
長期語学留学の場合、半年間から1学年間の滞在となるため、様々なことに挑戦することができます。また、もちろん長く海外に滞在することになりますので、短期研修に比べると、語学力も大きく伸ばすことができます。
長期語学留学の場合は大学オンキャンパスプログラムがおすすめ!現地学生と交流チャンスあり!
特にACEJの姉妹団体であるJSAFと共同開発プログラムであるオンキャンパス語学留学(FLAP)の場合、海外の名門大学への留学となるため、大学施設を使用することができ、まるで現地の学生のような生活を送ることができます。
さらに、語学留学の場合、クラスメイトは世界各国の留学生のため、例えばカナダに留学しても現地の方との交流機会を持つのは難しい場合がほとんどですが、FLAPの場合は大学キャンパスが使用できるため、現地学生と交流できるチャンスがあり、また課外活動の中には、現地大学生と一緒に活動するものもあります!
過去の参加者の中には、たまたまカフェテリアで隣に座った現地学生と仲良くなり、お互いに言語を教えあった、という心温まるエピソードもありました。これは民間の語学学校にはない、FLAPならではのおすすめポイントです。