マギル大学
1821年創立のマギル大学は、カナダで名高い高等教育機関のひとつであり、国内大学ランキングでは2位にランクインしています。また、Time Higher Educationによる最新のワールドランキングにおいても44位にランクインしており、世界的にも権威ある大学として認められています。本部はケベック州モントリオールにあり、モントリオール中心街にメインキャンパスを置くほか、サンタンドゥベルヴュー地区にも第2のキャンパス(マクドナルド・キャンパス)を構えています。
モントリオールは、人口の約半数がフランス語を母語とするフランス語圏で、大学に在籍する学生も約20%がフランス語を第一言語としていますが、大学の授業は全て英語で行われます。現在は、30,000人を超える学生が在籍しており、その約3分の1が世界150か国から集まる留学生です。
大学は10の学部とスクールから構成されており、建築、歯学、教育、法学など300以上の専攻プログラムを提供しています。
モントリオール
マギル大学のあるモントリオール市は、ケベック州では最大の都市で、カナダではオンタリオ州トロントに次いで第二の規模を誇ります。セントローレンス川沿いに位置しており、オンタリオ州との州境のほかアメリカ合衆国との国境にも近接しています。人口は約170万人で、その半分がフランス語を母語とするフランス語圏ですが、世界各地からの移民も多く、多民族都市としても有名です。
石畳の歩道や石造りの住宅街、数多くの教会など、街中にはフランスの雰囲気があふれていることから、観光客には「北米のパリ」とも称されますが、その一方で近年では英国系移民も多く、ヴィクトリア朝の建物といった英国文化の名残りも至るところに見られます。
大学参考データ
場所 | Montreal, Quebec |
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町の人口 | 約1,704,000 人 |
大学タイプ | 州立 |
学生数 | 約31,580 人 |
留学生数 | 約10,000人 |
学生と先生の比率 | 14 to 1 |
学期制 | セメスター制 |
語学研修機関 | あり(On Campus) School of Continuing Studies (SCS) |
人気専攻 | Drama and Theatre, International Development Studies, Political Science, Physics, Economics など |
平均気温 | 冬 -4℃ 春 11℃ 夏 25℃ 秋 13℃ |
キャンパスの広さ | 80 エーカー(メインキャンパス) |
留学プログラム | FLAP |
FLAPコース内容
プログラム内容
マギル大学付属機関「School of Continuing Studies (SCS)」にて「English Language and Culture (ELC) Program」を受講します。世界60か国から集まる学生と共に、英語力の向上を図るだけでなく、英語圏での生活や文化に対する理解を深めます。
レベルは大きく分けてElementary、Intermediate、Advanced の3つで、コースは英語力に応じてさらに細かく8つに分かれています。クラスは、プレイスメントテストの結果によって決定します。なお、AdvancedコースをB- (65%) 以上の成績で修了すると、サティフィケート(Certificate of Proficiency in English – Language and Culture)が発行されます。
授業は 1セッション 6週間で週 25時間、月曜日~金曜日の 9:30~15:30(12:00~13:00は Lunch Break)に行われます。(※金曜日は 14:30終了予定です。)1クラスあたり 2名の講師が担当し、その指導方法は「Authentic(実用的な知識とスキルの指導)」「Inividualized(個別フィードバック)」「Active(スピーキングと内容理解を中心としたタスクベースの教室活動)」などといった、これまでのリサーチに基づく 5つのアプローチを採用しています。授業のほかには、週に 1回の Live Virtual Tours があり、現地学生がリポーターとなって街中に繰り出し、留学生の希望に合わせてお店や観光名所を訪問してくれます。
出願基準およびスケジュール
英語力:なし ※出願基準は変更が出る場合があります。詳細は募集要項をご覧ください。
派遣時期:1月、3月、5月、7月、9月、11月 のいずれか
<例>
-1学年間(3月~12月、9月~6月)
-1学期間(3月~8月、9月~12月)
– 夏派遣(5月~12月)など