2022年秋よりアメリカへ出発したACEJ派遣生より現地レポートが届きました!コロナ禍での中長期留学をご紹介いたします。職業体験だけでなく、放課後や休日も充実した時間を過ごすことができたそうです。参加生の現地での様子をお届けします。
サンディエゴは一年中気候が良く、服装には困らなかったです。ビーチが数多くあり、現地の人や観光客でにぎわっていました。日本のものもたくさんあり、食べ物にも困ることはないと思います。ホームステイ先の住宅街は治安が良かったです。
最初の段階では、受付などお客さんとコミュニケーションのとれる仕事を経験させていただきました。現在は、パソコンを使って庭園の会員情報の編集、入り口チケット売り場でのチケット販売、ギフトショップでのレジ、鯉の餌やりなどを担当しています。チケット売り場でチケットを販売する仕事は、お客さんと世間話をできたことが嬉しくて印象に残っています。
イベントがある時には、運営のお手伝いも参加しました。インターン先は穏やかな方ばかりで暖かく迎え入れてくれます。
① 事務作業
(パソコンでメンバーシップの管理、新規会員にメンバーシップカードを印刷して郵送する、
庭園のパンフレットのコピーを取る、エクセルに入場者数の推移をまとめるなど)
② 接客
受付でのチケット販売、ギフトショップでのレジ
働きやすい環境でした。はじめは丁寧に教えてくださり、後半は多くの仕事を任せてくださった。上司だけでなく社員全員が温かく迎えてくださった。
10:00~始業 パンフレットを印刷し、受付に持っていく。新規会員をシステムに登録する。
12:00 受付でチケット販売
13:00 昼食
13:30 エクセルの表を作るなどの事務作業
16:00終業
17:00 帰宅
18:30夕食
20:00~自由時間(英語で映画を見るなど)
22:00就寝
穏やかで温かい人柄の人ばかりが集まっているオフィスでした。担当上司は丁寧に仕事を教えてくださいました。オフィス内はほとんどが女性で、庭師など屋外で働いている人は男性が中心でした。従業員同士はとても仲が良く、お互いの誕生日を祝ったり、遠足に行ったりしていました。正社員以外ではボランティアをしている人も多く見かけました。
日本人がひとり、あとは様々な国籍の社員が在籍しており、ビジネスで使える実用的な英語に触れる機会が多くありました。
日本との働き方の違いが印象的でした。就活を終えてからプログラムに参加したので、アメリカでの働き方と日本での働き方の違いを比較することができました。働いていたオフィスでは、少数精鋭の労働環境であるにも関わらず、フレキシブルにお休みを取っている印象でした。
将来のキャリアを考えるうえで広い視野を得ました。給与の違いや働き方の違いを直に知ったこと、兼業している人を多く見かけたことなどから、ひとつの会社に固執するのではなく様々な選択肢があることを知りました。
働き方の違い、接客の違いなど多くのことを学ぶことができました。就活をしていたときは海外で働くなんて無理だと思い日本の企業しか視野に入れてなかったが、インターンを通して英語を使って働いたということが自信になりました。昨今はSNSなどを通して遠い国の生活なども知ることができるが、今回の留学で日本にいるだけでは知りえなかったことを吸収できたと思います。
英語で職職業体験をしてみたい人、日本庭園や日本文化に興味がある人。
フィリピン人のホストマザーが一人で暮らしている家でした。面倒見のいいホストマザーでとてもよくしてくださいました。家は広く、ホストマザーはきれい好きで常に家じゅうを掃除していたので、とてもきれいでしたが、その分きれいに保つためのルールもありました。日本の家のように靴は外で脱ぎ家の中ではスリッパで過ごしていました。毎朝パンケーキ、サンドイッチ、フレンチトーストなどの朝ごはんを用意してくださり、夕食はフィリピン料理やアメリカ料理を作ってくれます。夕食は買ってきたものやカップ麺の日もあります。住宅街の中にあり、周辺の治安はとても良かったです。バス停までは徒歩15分くらいでした。バスは混雑することはなく、毎日座って通学できました。ホストマザーは敬虔なクリスチャンで、週に数回バイブルスタディに行っていました。家に教会に人が来て聖書を読んでいることもありました。
普段は、ホストマザーとは、主に食事の時間にその日にあったことなどを共有してコミュニケーションをとるようにしています。ステイ先では、部屋で習った仕事の復習や日本の友達と電話をしたり、リビングで映画を見たりさせていただいています。
サマータイムの頃は、終業から日の入りまで2時間あったので1時間ほどダウンタウンのカフェで過ごしたり買い物をしたりして過ごしていました。サマータイムが終わってからは16時に終業し17時には暗くなるので急いで帰宅することがほとんどでした。休みの日は「サンディエゴタウン」で知り合った方と観光したり、地域の人とつながるアプリを活用してイベントに参加したりしています。社員の遠足では、サンディエゴ動物園に連れて行っていただきました。
サンディエゴで語学学校に通う日本人の学生とディズニーランドに行きました。
コミュニケーションを取る目的と、英語力向上のためにホストマザーにその日あったことを話すようにしています。また、食事のあとや何かしてもらったときにはお礼を言うようにしています。
同僚とは、お客さんがいない時に雑談したり、時間が合えば一緒に食事をとったりしていました。
実用的な英語力を高めること、アメリカでの働き方を知ること。
どちらも達成されたと思います。
職場には優しい人ばかりで、庭園も美しいのでおすすめのインターン先です。
私はインターンに2か月参加しましたが、週末遊ぶ友達を探すことに苦労しました。インターン後半にはオフィスの方々が「誘ってくれたらよかったのに!」と言ってくださりましたが、正社員として働いている人の休日をいただくのと大学生同士で遊ぶのとでは感覚が違うだろうと思ったので遠慮してしまいました。インターン参加の前に語学学校のオプションをつけると、いろいろな国の大学生と知り合う機会があり、英語を使う機会も増えるのでより楽しい留学になるかもしれないと思いました。
渡航前面談のときには細かい部分まで丁寧に説明してくださったので、渡航後のイメージが湧きやすく、不安なく渡航することができました。ありがとうございました。