◆アイルランド◆
Emerald Cultural Institute
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留学前に心配していたこと
ホームステイ先が自分に合うかどうか
留学を決めた理由
小学6年生の頃から数ヶ月以上英語留学するという目標があり、大学生のうちに実現しようと決めていました。
今回の留学の目的
英会話力を向上させること
海外の文化を住んでみて体験すること
上記の目的は達成されたと思いますか
英会話力は留学前より自信がついたと思います。もっと自信を持てるようになるにはもう少し長い期間が必要だと思いました。
海外に長期間滞在することが夢だったので、それができただけでも価値のある経験ができたと感じています。
受講したクラスについて
B2(upper intermediate)
9:00~11:00 1限目(文法集中クラス)
11:00〜11:30 休憩
11:30〜13:30 2限目(会話、表現集中クラス)
クラスは1.2限目それぞれ担任制でした。2限目の先生が欠席しがちだったので多くの先生が代わりに担当してくれましたが、どの先生もフレンドリーかつとても親切で、どんな質問にも丁寧に答えてくれました。クラスメイトは入れ替わりが多かったので、クラス全体で仲良くなるのは少し難しいと感じました。私のクラスは少ないときは5人、1週間のみ滞在の団体の生徒が来るときがあり、そのときは10人ほどでした。
クラスメイトの国籍
韓国, 台湾, フランス, イタリア, ドイツ, スペイン, ブラジル, トルコ, 日本、オマーン
クラスメイト、他の国の留学生との交流について
基本的に少人数クラスなので授業中の話し合いをしているだけでも仲良くなりました。長期で滞在しているクラスメイトとは放課後や休日に遊ぶこともありました。
また同じホームステイ先に他の留学生がいるときもあったので、ご飯を一緒に食べたりする中で自然と仲良くなりました。
授業の主な内容
1限目は語彙や文法を学んでいました。週ごとに単元が変わります。文法は教科書メインで問題を解く、トピックについて話し合うことが多かったです。一人で黙々と問題を解く時間はほとんどなく、基本的にペアワークやグループワークを行っていました。
2限目はより表現や会話に焦点を当てた授業で、ロールプレイをすることなどもありました。
どちらの授業も生徒が主体で、いつでも質問したり意見を言えたりする環境でした。
毎週金曜日に復習テストがありました。
授業ではどんな教材を使用しましたか
紙の教科書、PDF、YouTube、クロスワードなどのウェブサイトのゲーム
どんな課題が出ましたか
その日学んだ文法に関しての問題を復習するための課題が多かったです。ライティングが宿題になることもよくありました。自分としては、課題は多くないと感じていたので、毎日もう少し量が多くてもいいなと思っていました。
ラップトップ、タブレット等は渡航先へ持っていきましたか(持参された方はどのように現地で使用していたか)
ラップトップを持ってきましたが、授業で使用したことは一度もありません。ワッツアップを通してその日の板書やPDFを先生が送ってくれるので、スマホがあれば問題ありませんでした。私のクラスはノートを取るのも全員紙のノートを使用していました。
授業の感想
授業はとても好きでした。中学や高校で習ったことのある文法をもう一度おさらいするような感じだったので、すでに理解していると思うこともありましたが、それらをどう日常会話で使っていくのか実践的に学べたように思います。先生は全員ネイティブの方なので、やはり日本人の英語の先生ではわからない言葉の絶妙なニュアンスや意味の違いを明確に説明してくれて、常に納得して理解することができました。
別の設問でも記載したように、2限目は色々な先生を経験したため、個人的には教え方が好きではない先生もいましたが、どんな先生も生徒の疑問にとことん付き合ってくれることに変わりはありませんでした。
学校スタッフの対応
先生方はもちろん、レセプションのスタッフも親切な方々ばかりでした。先生方とは授業も含めて色々な話をしましたが、母国語の違いによる英語のミスや誤解など、様々な国籍の生徒がいるからこそ知れる文化の違いは個人的に聞くのが好きでした。
学校設備・環境
校舎は外観はそれほど大きくないですが、中に入ると教室がたくさんあり、食堂もそれなりに充実していました。建物自体も綺麗です。ただトイレは時々流れないことがあり不便に思うことはありました。
周辺環境・利便性(近くで通ったお店や便利だったことなど)
校舎は閑静かつかなり裕福な住宅街の中にあるので、静かで勉強に集中できますし、非常に安全でもあります。20分ほど歩けばカフェやレストランもあり、また徒歩10分以内に路面電車の駅、バス停もあるので、ダブリン中心へのアクセスも良いです。
参加したアクティビティの内容・感想
ハロウィンパーティー、チャリティーイベントが楽しかったです。ハロウィン発祥の地なので歴史について授業で学んだり、パーティーではお菓子やジュースも無料で楽しめました。本気で仮装している先生、生徒も多く、楽しかったです。チャリティーイベントは担任の先生のお手伝いという形で主催側として参加しました。他のクラスに宣伝に回ったり、会場準備をしたり、貴重な経験ができました。
学校全体の感想
総じて良い語学学校だと思います。先生と授業の質が高いと感じました。厳しい学校ではないので、授業以外で母国語を話す生徒を見かけることは多々ありました。
この学校を選んで良かったと思うところ
上記と重なりますが、先生と授業の質が高いことです。毎日通う価値があると感じていましたし、授業を楽しめていました。
どんな方にこの学校をおすすめしますか?
自分に合ったレベルでじっくり英語を学びたい人、良い意味でそれほど厳しくない学校で勉強したい人におすすめできます。スパルタで学びたい人にはおそらく物足りないと思います。
留学先の街について
ダブリンの中心は栄えてはいますが歴史を感じる街並みで、誰もが想像するヨーロッパの雰囲気を味わうことができます。私はダブリンの南にあるホームステイ先に滞在しましたが、自然が多く、治安も非常に良いです。アイルランドは観光、アクティビティに向いた国ではないと正直思いますが、長期滞在には向いている住みやすい町です。
滞在先(ホームステイ/学生寮・レジデンス)の環境・食事について
ホストマザーのみの家に滞在しました。ホストマザーの帰りが遅くなるときも冷蔵庫に夜ご飯を用意しておいてくれたり、いつも美味しいご飯を作ってくれて本当にありがたかったです。ほとんど家で夜ご飯を食べていました。3ヶ月の滞在期間中約1ヶ月ほどは他の留学生がいたので賑やかで楽しかったですが、残りの2ヶ月は自分だけになり、少し寂しかったです。
私の家はリビングがなく、(リビングはホストマザーの部屋)夜ご飯を一緒に食べるとき以外は常に2階の自分の部屋で過ごすしかなかったので、家でも英語を話す機会がもう少しあれば嬉しかったなとは思います。プライベートを大事にする方だったので、食事以外の何かを一緒にするということは基本的にはありませんでした。
ですがホストマザーはもちろんとても親切で、むしろ人間関係のストレスなく、変に気をつかうこともなく自由に過ごせたことは良かったと思っています。
通学について(通学方法・通学費用)
家→バス停 徒歩10分
バス 約20分(渋滞していなければ)
バス停→学校 徒歩15分
バス片道2ユーロ(大人普通の交通カードで)
片道1ユーロ(学生カード)
海外用SIM/携帯電話について(何GBのプランを使用したかなど)
アイルランドthreeのSIMカード
月20ユーロで使い放題
渡航先へ持って行って便利だったもの
日本の薬
病気や怪我はありませんでしたが、安心感がありました。
渡航先へ持って行って不要だったもの
シャンプーや歯磨き粉などの消耗品
3ヶ月だったため使うものは基本的に全部持って行きましたが、渡航時に荷物が重くなって追加料金を支払うぐらいなら現地で調達した方が良かったと思いました。
パソコンも使いませんでした。
現地に持って行って喜ばれたお土産など
抹茶のチョコレート
結構どんな国の生徒にも人気でした!
後輩たちへのメッセージ・アドバイス
留学はもちろん費用もかかりますし、簡単にできるものではないかもしれませんが、少しでも興味があれば挑戦する価値があると思います。日本でも英語は勉強できますが、それだけでは学べないことが多くあります。死ななければ、どんなことが起きても基本的にはなんとかなります。
今回の語学研修全体を振り返って
英語力に今までより自信がついたことで、まず留学した価値があったと思っています。考え方が180度変わることはなくても、異なる文化、宗教、言語を持つ人たちと関わるだけで、小さいことでも学べることが本当にたくさんありました。自分自身を深く見直す期間にもなりました。また、日本を俯瞰することもできたので、良いところや悪いところを改めて知れたり、自分自身が母国の文化や歴史についてまだまだ無知だということにも気づきました。
ACEJのサポートで良かったこと・感想
こまめにメールでやり取りをしてくださったり、疑問に思う点は丁寧に解決策を提示してくださったり、親切かつ手厚くサポートしていただいてとても感謝しています。