留学前は外国に対して、恐怖心がありました。生まれてから日本で生きてきて、他の世界に触れたことがなかったため、英語がちゃんと通じるのだろうかという不安もありましたし、きちんと生活が出来るのだろうかと出国前は怖かったです。しかし、いざトロントで学校に通い、生活を始めると、本当に毎日が充実していて、こんなにも時間を無駄にしないようにと生きたことは今までありませんでした。学校でも、お店に行っても、誰もがHi! How are you?と声をかけてくれることが、日本よりも人と人の距離をあっという間に縮めてしまうのだなと実感しました。自然と挨拶を返すことで、毎日常に自分が笑顔でいることに驚きました。母国語である日本語と比べても、敬語が少ない英語は、先生と生徒や店員とお客、友達同士いう関係において、立場が平等であるように感じ、肩肘張らずに会話が出来るのだなと感じました。
自分自身の変化としては、視野が大きく広がりました。学校では、先生も友達もありのままの自分を受け入れてくれて、誰もが互いを認め合っていると感じました。人に対して、否定よりも肯定の意識が強くなりました。