1.大学付属語学研修機関
2.TAFE、専門学校の語学学校
3.私立英語学校
留学生を対象とする英語研修コースはERICOS(エリコス)と呼ばれます。このコースを語学学校が提供する場合は、民間の認定団体であるNEASによって、クラス内容、講師の質、経営体質など厳しい審査を受けなければならないのです。次に連邦政府への登録も義務付けられており、このプロセスで登録された学校のみが学生ビザ申請に必要な入学許可証を発行できます。(CRICOS)
大学付属の英語学校や専門学校のプログラムは、大学内で開講され、進学目的の学生が主に学んでいます。そのためEAPと呼ばれる進学コース、IELTS試験対策コースなどが中心です。開講は、大学付属で5~10週間、専門学校は4~5週間で行われています。一般コースも行われていますが、進学コースは中級以上の英語力が要求されます。寮の空きがあれば入寮できるが、滞在はホームスティ中心です。
私立の英語学校は各州の主要都市に集中しています。コースの多様性に特色があり、一般英語のほかにアクティビティを加えたものや、セクレタリーやツーリズムなどの専門英語コースなどさまざまなニーズにこたえることができるよう工夫されています。1週間から受講可能。ワーキングホリディビザでの職業体験に最適な英語クラスも充実しています。滞在はホームスティ中心です。
オーストラリアへの留学生は増え続けているがそのうちのほとんどがアジア系の留学生となります。日本人留学生の語学学校での割合は高く、学校によって、50%を超える学校もあります。もっとも留学生が多いのは、シドニー近郊です。マリンスポーツが盛んな土地柄、各海岸線に沿って語学学校も点在します。