特にLINEなどのネットツールは、操作も手軽で、迅速にコミュニケーションを取ることができます。ただ、それらに頼り過ぎてしまうと、現地滞在中も日本語の環境から抜け出せず思いのほか英語力が伸びない、日本の友達や親御さんとの連絡に時間を取られるあまり、現地のお友達がなかなか増えない、自立のチャンスを逃してしまうなど、問題もたくさん出てきます。また一方で、保護者側としても、「返信がすぐ来ないので、心配になった。何か、悪いことが起こっているのでは?」 「ホームシックで、泣いているとのラインがきた。」といった場合、あまりにも過剰に反応してしまうと、留学中の本人が自ら解決する機会を奪ってしまうこともあります。